毎日続ける青汁


【青汁の原料】に適した緑色の野菜


■青汁の条件

青汁とは、もともとは野菜の緑の葉、野草、木の葉等緑色の植物体の搾り汁のことを言います。

しかし、緑色の植物体であれば、何でも良い訳ではありません。

・毒性がなく、刺激が少ないこと。

・ビタミン、ミネラルなどが豊富に含まれており、質がいいこと。

・年中、十分な量を収穫できること。

・ある程度飲みにくくない味であること。

このような条件にあてはまるものが、青汁の原料としてふさわしいとされています。


■青汁の原料として認識されている『ケール』のすごさ

青汁の原料としての条件に非常によく当てはまるのが、『ケール』の生葉なので、現在では青汁と言えばケールの生葉の搾り汁と認識されています。

ケールはもともと南ヨーロッパ原産の野菜で、キャベツの原種です。

このケールにはいろいろな品種がありますが、青汁にするには、ツリーケールという木立性の大葉種が最適です。

この品種は大きいものになると3mにまで成長し、葉1枚が200~250gにもなり、180cc以上の青汁を作ることができます。

【青汁180cc(ケール200g)に対する栄養価比較表】

ビタミンA ビタミンB1 ビタミンB2 ビタミンC
牛乳
(1本=180cc)
45本分 4.6本分 2.3本分 210本分
りんご
(1個=200g)
405個分 3個分 7個分 9.5個分
トマト
(1個=200g)
10個分 0.7個分 14個分 4.8個分
玉ねぎ
(1個=200g)
含まれない 1.9個分 14個分 9.5個分

ケールは、たくさんの青汁を生産できるだけでなく、栄養価の面でも非常に優れているのです。


■ケール以外で青汁の原料として質がいいもの

ケールは青汁の原料として特級品です。

その他の原料で青汁に適したものをご紹介していきます。


<ケールに匹敵する特級品の原料>

・しそ 

・パセリ

・にんじんの葉 など

これらは、飾り物として添えられることの多いものですし、にんじんの葉は収穫の際に切り取って捨てられてしまう部分です。

このような扱いをされているものですが、その成分は普段食べる野菜と比べものにならないぐらい素晴らしいものです。

例えば、しそ100g中には、以下の成分が含まれています。

・カルシウム  180㎎

・リン     47㎎

・鉄      8.6㎎

・ビタミンA  2万国際単位

・ビタミンB  10.1㎎

・ビタミンC  85㎎ 

この成分は、青しそでも赤しそでも同じです。


<1級品の原料>

・カリフラワー、ブロッコリーの外葉

・大根の葉

・小松菜

・みず菜

・かぶら菜 など

普通の大根の葉は辛いので、かきば大根の葉のほうがオススメです。


<2級品の原料>

・レタス

・ちしゃ

・春菊

・三つ葉 

・さつまいもの葉

・豆(大豆、小豆、そら豆、えんどう豆、いんげん豆)の葉

・麦苗(大麦、小麦、からす麦)

・かぼちゃの葉

・竜舌菜  

これらの中でも、緑の色が濃いものほど青汁に適していると言われています。


<適していないもの>

・ほうれん草

ほうれん草は緑色の濃い野菜ではありますが、青汁には適していません。

カルシウムがあまり多くないのに加え、シュウ酸が多いために吸収がされにくいです。

また、鉄分も一般に言われているほど多くなく、吸収率もよくありません。

さらに、ほうれん草をあまりたくさん食べ続けると、腎臓から尿として排出される時に、

シュウ酸カルシウムの結晶が析出し、それが固まって、腎臓結石や膀胱結石になる恐れがあります。